フッティルーテンとは
1893年、ノルウェー北西部へ人と物資を運ぶために創業したフッティルーテン。南のベルゲンから北のキルケネスまで約2,400km、大小34の港に寄港しながら12日間かけて往復しています。主要な港のほか住民や貨物が乗降するだけの小さな港にも寄港する、沿岸住民の生活の足として欠かせない定期船。
ノルウェーの絶景に恵まれた航路は『世界で最も美しい船旅』と謳われ、 観光客船としても世界中からの人々の注目を集めています。ノルウェー西海岸の大自然と素顔に出会うことができる船旅です。
フッティルーテンはノルウェー北部・トロムソに本社を置くノルウェーの船会社です。フッティルーテンはノルウェー生まれのノルウェー育ち、 乗組員はノルウェー沿岸部の地元出身者です。
フッティルーテンの歴史
2,400kmにも及ぶノルウェー西海岸はフィ夜でや岩礁に覆われ、沿岸の村々は19世紀後半まで分断されていました。ノルウェー海は古くから豊かな漁場として知られており、西海岸の南北を結ぶ安全な貿易ルートを作ることが必要とされていたのです。1891年、ノルウェー政府はトロンハイム-ハンメルフェスト間を結ぶ”海の道”をつくることを決定しました。
冬場の暗い極夜や数えきれない岩礁、数えるほどしかない灯台といった厳しい自然のため不可能と思われた”海の道”ですが、リカルド・ウィットは誰もやったことのない試みにチャレンジすることを決めたのです。
1893年7月2日船長リカルド・ウィットが初の蒸気船ヴェステローレン号でトロンハイムを出発し、67時間後にハンメルフェストに到着しました。これは、ノルウェー西海岸の交通革命ともいえる出来事でした。それまでこの区間に手紙が届くのには、夏3週間、冬は5ヶ月もかかっていたのです。1898年にはベルゲン、1914にはキルケネスへとルートを延長しました。
リカルド・ウィットはこのルートをフッティルーテン(急行船)と名付けました。以来120年間フッティルーテンはノルウェー西海岸へと物資を運び続け、沿岸生活に欠かせない存在となっています。
現在では、”Costal road NO1"=沿岸急行道路1号線とも呼ばれています。
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