現在のノルウェーは、約6500万年前までは暖かな丘と広い谷からなる平坦な土地で
  した。その後、土地が隆起し、急峻な山脈が形成されました。やがて、山の斜面が河
  に侵食され急な深い渓谷が形成されました。その後、氷河期を何十回も経過し、
  約100万年前には厚さ1000mを超える氷河に覆われました。その分厚い氷(氷河)
  は、自分の重さによって山の急な斜面をゆっくり下ってゆきます。その速度は、速くて
  も1年間で数100m進むだけのものです。そのスピードで氷河は動きながら厚い氷の
  底にある川底を深く・鋭く削り取り、ナイフで切り取ったような深い谷を作り上げてきまし
  た。やがて、氷河期が終わると掘り下げられた部分に海面の上昇にともない海水が入
  り込み、こうして現在見られるような先端が非常に浅く中流域が最大1000mの深さに
  達するフィヨルドになりました。