環境にやさしい船旅を目指して
シリヤラインは1957年に設立されて以来、バルト海の重要な輸送手段として役割を担ってきました。
近年、世界中で環境問題への関心と船旅の人気が高まるなか、当社は「他の輸送手段を使った旅行やレジャーよりも、シリヤラインでの船旅で環境にやさしくあろう」をモットーとした企業経営を目指しています。
現在シリヤラインでは6隻の船をバルト海の主要ルートに運航しており、船上にてレストランを63店舗、小売店27店舗、客室4,700部屋を展開しております。
年間約600万人の乗客数の中には、日本からのお客様も約2万5000人を数え、北欧旅行には欠かせない存在になっています。 |
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シリヤラインでは全社的に環境問題に取り組んでおり、1995年に国際商工会議所の「持続的発展のための商用憲章」に署名、1996年と1997年には2年連続でヘルシンキ港の環境賞を受賞、1998年にはジュネーブのEIBTM(注1)にて「世界で一番環境にやさしい船会社」に選ばれました。
また、1999年6月には船会社としては世界で初めて、国際環境基準であるISO14001も取得し、業界の中でも先駆者として、これからも改善を加えていくよう、積極的に環境プログラムを進めております。
以下に、現在特に評価を受けている取り組みをご紹介いたします。
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・船体底辺部に塗られているコーティング塗料は無害なもので、海水に溶け出す心配のないものを使用。
・燃料となる重油とディーゼルオイルの硫黄含有量はそれぞれ0.5%と0.2%とする。
(国際基準にて認められているのは、公海においては4.5%、バルト海においては将来的に1.5%、バルト海の現在の実際地の平均は2.5%−3.5%となっています。)
・セレナーデ号、シンフォニー号に触媒コンバーターを設置、2000年にはヨーロッパ号にも同じく設置。
・水注入装置の設置により、窒素酸化物(注2)の排出を削減。
(窒素酸化物の排出を2003年までに1996年の75%に削減予定。)
・導水力学を考慮した船体設計により、エネルギーを少なくし、燃料を削減。
・海水に流されるビジル水(注3)の油含有量削減。
(国際基準で定められている油含有量は15ppmであるが、シリヤラインでは一部の船で既に3ppmに削減。)
・客室とレストランで清掃に使われる洗剤類は、船内にで混合することにより、ゴミの廃棄量を大幅に削減。(バルト海で初の試み)
・客室とレストラン、小売店舗から出るゴミの徹底的な分別。
・客室・レストランから出る汚水は海に流さず、専用タンクにて100%回収し、ストックホルムとヘルシンキにて自治体の処理場へ配送。
・船上での一人当たり一日の水の使用量を陸上でのそれ以下に押さえる。 |
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◆その他
・免税店のビニール袋売上金を引き続き環境保護団体に寄付。
(1998年には約2千万円をフィンランド海洋生物研究所に寄付。)
・社員への環境に関する研修。
(注1) European Incentive & Business Travel
& Marketing Exhibitionの略
(注2) オゾン層の破壊をまねき、酸性雨の原因ともいわれている。
(注3) エンジン類の清掃の際等に出る油分を含む水
シリヤラインの6隻の船の中でも、特に環境への配慮が優れているセレナーデ号とシンフォニー号は、現在ヘルシンキ−ストックホルム間を毎日運航しております。 |
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