沿岸急行船の魅力
いつの時季も自然の光は、表情豊かに風景を輝かせ、船上の旅人を楽しませてくれます。
沿岸急行船の最大の魅力は船内ではなく、船の外にあります。2004年、ナショナル・ジオグラフィック、トラベラーズマガジン誌において、ノルウェーは世界で最も手付かずの自然が残る場所に選ばれました。世界の中でも素晴らしい自然に恵まれたそんなノルウェー沿岸を航海する沿岸急行船の魅力を少しだけご紹介します。
天空のドラマ、オーロラ | ロフォーテン諸島 | 最北端の岬、ノールカップ
夏の夜空をほの明るく染める沈まぬ太陽
北極圏ならではの自然現象として代表されるのが、日照時間の長い夏に見られる真夜中の太陽(ミッドナイト・サン)です。5月から7月にかけて見られ、一日中太陽が沈まない現象です。夜の12時を過ぎても、太陽は水平線上にあり、空を薄暮のように明るい日が夏至の前後2ヵ月ほど続きます。その太陽が沈まない様子を観察するのに適した場所が、ヨーロッパの北端の地として有名なノールカップです。
北極圏の空に繰り広げられる天空のドラマ
秋から冬の期間に出現するオーロラは、一晩に2、3回は姿を見せます。1回の出現時間は1時間程度の時もあります。もちろん出現しない日は気配すら見せません。ノルウェーには「オーロラを見るための環境」が整っています。アラスカなどに比べて気候が温暖で、外での観測がしやすいこと。早ければ7時〜8時には出現するので、夜中まで眠い目をこすって起きていることもありません。食事をしたり、お茶を飲みながらオーロラをお楽しみいただけます。より詳しく
海のアルプス、海洋フィヨルドが眼前にせまる
氷河期から形成された、壮大にして優美なノルウェーのフィヨルド。この手付かずの美しい大自然ほど、訪れた人の日常の喧騒から解き放ち、爽快感と安らぎをもたらしてくれるものはありません。
特にトロムソを出航し、切り立ったラフトスンド海峡を滑りぬけた後には、息を呑む美しさのトロルフィヨルドが現れます。海のフィヨルドと呼ばれる海洋フィヨルドの大パノラマを場所によっては手の届くような距離で味わうことができます。
寄港地で出会う、ノルウェー極北の街と文化
ノルウェーは、南北に長い国土を北極圏が横切り、緯度的には日本のはるか北に位置する国。沿岸急行船では、34の港に寄港しますが、道路を作るより船で移動した方が楽な町も沢山あります。それらの町に生活物資を届ける役目も負う沿岸急行船は、船上だけの楽しみではなく、数々の寄港地での散策や、様々なエクスカーションに参加することで、行く先々の大自然や、土地に根ざした文化に直接触れ合えます。